オマツ農園の尾松象次でございます。 私のことについて少しお話しさせていただきます。 第1期 学び 小学校の頃は、機械が好きでマブチモータを使い乾電池で動くおもちゃを作り遊んでいました。 この時期にメカニズムの面白さを知ったように思います。 友人によれば、高校は普通科に行き工業大学に入ると言っていたようです。  北陸金沢の町に惹かれて工業大学に入学し、機械工学を学びました。 霊峰白山が近くにあり登山が楽しく、北アルプスも後立山連峰から槍ヶ岳、 立山剣岳、中央アルプスの山稜を歩いたことが懐かしく思い出されます。 第2期 社会経験  建築用の高張力ボルト製作会社に就職しJIS認定工場プロジェクトの一員として品質管理を学びました。 当時は公害問題が深刻で公害防止に興味があり、国家試験の水質関係第1種公害防止管理者、 振動関係公害防止管理者、騒音関係公害防止管理者の資格を自費で受験し獲得しました。  その後、地元福知山に帰り、機械製作会社に再就職し、機械設計を担当して組立から現地据付工事、 試運転検収まで一貫した業務を経験しました。 この頃から二次元CADが普及初期の時代でいち早く導入して精巧な設計ができるようになりました。  アイデアは常に考えていると、リンゴが木から落ちるように、ふっと浮かぶことを経験しました。 このアイデアを特許出願しましたが、実用化できるまでは時間とお金がかかります。 また、一台の機械装置を設計すると数件の特許に値するアイデアが含まれ、これらが経験となりノウハウの蓄積になります。 第3期 独立  40歳になる時、一大決心して脱サラし、設計会社オマツ特機設計を立ち上げました。 二次元CADから三次元CADへと設計ツールが変貌してきましたので、 三次元CADのsolidworksを導入し先進的な設計を行うことができました。  通常は、頭の中で装置全体をぐるぐる回転させて干渉を見ながら設計しますが、3D_CADはこれらを正確に表示し、 不備があると知らせてくれますし、実際の動作をシュミレーションしてくれます。    顧客の要望で機械の組立から試運転まで行うことで得難い経験と利益に繋がりました。 勿論、製作は専門鉄工所にお願いすることになります。 ちょうど高度経済成長期に当り、数多く実績を積むことができ、その後30年間省力自動機の設計製作を続けることができました。 第4期 農業  私は尾松家7代目農家ですので、受け継いだ農地を有効に利用しなければと思い、 設計事務所を辞め、本格的に農業を開始しました。  お米ミルキークィーン、丹波黒大豆、もち麦、丹波栗等を、できる限り化学肥料を使わず有機堆肥を使う栽培を心掛けています。 これらの栽培風景はメインページでご覧いただけます。  従来からの販売形態は、農協に出荷して販売は考えなくてもよいシステムですが、消費者の皆さまが求める新鮮で安全な農産物は 農協の販売ルートでは供給できません。 都会の消費者の皆さまに直接にお届けするためには、どうしてもネット販売や直売所での販売になるのではないでしょうか。 私たち農家は栽培技術を切磋琢磨し、お客様が求める新鮮で安心な農産物を作り続けます。 その他 趣味   ネット販売には、サーバーの準備、ホームページ構築ソフト、注文受注管理ソフト、サーバーへの転送ソフト等が最低必要ですし、 操作できなければなりません。 これらを使いシステム化するには専門業者に依頼するのが手っ取り早いですが、費用が掛かります。 そこで、自慢になりますが、私はこれらを独力でシステム構築しています。 センスに乏しいホームページになって申し訳ありません。 セキュリティー対策として、zenlogic社のサーバー機能で不法アクセスから防御しています。  農業の傍ら、作業の効率化と利便性を考慮した道具等を考案し、製作して使用しています。 例えば、水稲の苗箱搬送ラック、黒豆の苗搬送台車、冬タイヤの交換補助具、違法駐車防止器具、振幅自動調整振動体等があります。 これらは、冬の農閑期に三次元CADを使い設計し、頭の体操と趣味を兼ねて楽しんでいます。 〒620-1431 京都府福知山市三和町辻803 オマツ農園  尾松象次 ℡  0773-58-3483 Fax 0773-58-3796 Mail post@omatsu-s.com